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だしの歴史と世界のだし

煮干し

私たちの生活になくてはならない存在、といっても過言ではないのが「出汁」です。出汁は料理の味を作るベースであり、このベースがきちんとできていなければ締まらない味になってしまいます。しかしこの出汁は一体いつから日本に馴染みのあるものとなったのか?そして日本だけではなく、世界ではどのような出汁が使われているのでしょうか?

だしの歴史はとても古くから続く

家庭料理において味の決め手となりベースとなる重要な存在、それが「出汁」です。かつお節や煮干し、昆布などを煮込んで出汁をとることで旨味たっぷりのエキスが完成します。しかし現代においてはなかなかゆっくり煮出す手間も面倒であることから、なかなかじっくり煮出すことは少なくなりました。

それぞれの出汁の歴史

そもそも出汁というものが活用されたのはいつ頃のことなのか、ルーツを辿っていくと数百年昔にさかのぼっていきます。かつお節の出汁については、江戸時代以降の食習慣からはじまり、かつお節の産地である高知や鹿児島、静岡などの需要が高いです。京都や名古屋なども重宝されており、様々な土地でかつお節出汁は活用されてきています。煮干しの出汁も江戸時代以降と言われており、当時はまだまだ高級な扱いであったようです。

昆布だしはさらに遡っていく

それよりも歴史が古いのが昆布だし。こちらは、更に歴史が遡り室町時代から始まっていると言われています。京都ですでに精進料理が発達していたという背景から、昆布は非常に身近な存在であったのです。数々の出汁のなかでも、もっとも古いといってもいいでしょう。未だ尚この歴史は続いています。

世界の出汁はどんなものがある?

さて、視野を世界へ広げてみましょう。この出汁という文化は、実は日本のものだけではありません。世界各国の食文化のなかに、出汁というものはほぼ必ず存在しています。日本では先ほどもご紹介したように昆布やかつお節に煮干し、といったものがオーソドックスですが、西洋やアジアなどそれぞれ見てみるとまた違います。

世界の出汁それぞれ

西洋は例えば鶏ガラや白身魚、野菜などが出汁として使われています。アジアを見てみると鶏にしょうがとネギを加えたものや、干し貝柱、干しあわび、干しえびなどからとった出汁など、非常に濃厚な味わいを持つものも多く見られます。それぞれの食文化によって違いもあるなど、とても興味深いデータです。

人々に取って出汁というのはなくてはならない存在なのかもしれません。

だしを身近なものにする

このように人と出汁というのは常に身近な存在であったことがうかがえます。以前はそれぞれの素材を煮込んで作っていたことがほとんどでしたが、今ではそれらの手間を省いた出汁パックなど便利なアイテムが多数販売されるようになりました。これによって、より出汁が身近に感じられるようになったのではないでしょうか。

また、だしパックに使用されている素材は厳選されているものも多く、一般的に買いそろえると大変なコストがかかるものがほとんどです。しかし、出汁パックならば高級な素材を低コストで活用することが出来るので、一般家庭でも手軽に使用することが可能なのです。

出汁はただ料理を美味しく仕上げてくれるもの、それだけではありません。出汁の中に含まれる多くの栄養は、からだにとってプラスの働きをもたらしてくれるものも多く、その出汁をとることで健康促進や美容にも嬉しい効果を得ることができます。

世界に多くの出汁があるように、毎日色んなものを使ってみるのもいいでしょう。洋食や和食、それぞれの料理に合わせた美味しさをみつけていくことも大切です。是非歴史を背景に感じながら、その美味しさを味わってみてはいかがでしょうか。

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